皆さんこんばんは。株式会社なんば建築の代表の正田です。
本日も朝は雨、昼は暑い一日。
私は、下津井町おこしで福武財団さんの助成を受けての活動で瀬戸内国際芸術祭へ。
財団と瀬戸内地区で活動されている皆さんとで、大島と男木島に行ってきました。
男木島の神社よりこの風景。
どこか懐かしく、瀬戸内の穏やかな風景です。
そして、坂道に家がひしめき合うこの風景は下津井の風景に似ています。
この島も一時は1000名以上いた島民も今では180名程度。そのうち約1/3が移住者とのことで移住者がいないと島の営みも成り立たない状況のようです。
色々と芸術も干渉しながら、私はこちらの男木島図書館の活動がこころに惹かれました。
というのも、斜面に建つ古民家をUターンしてきたご夫婦が図書館として活用されました。
かなり、物件を引き受けたり予算的にも苦労されたようですが熱意と島民の方などの協力で立ち上がったそうです。
決して、広くはないですが人の手が入ったぬくもりもあり、今では交流のばとしても使われているそうです。
そして、移住を考えている方の相談を受けたりもされています。
本当にすばらしい活動だと思いました。
飲み物も販売していて、2階はこんなくつろげる雰囲気。
ここで生まれる、人と人との交流がまた外から来る人を魅了するのでしょうかね。
本日、大島、男木島のアートや建物、町おこしのしている仲間の活動に触れ、いつも左脳に寄りがちな思考を少し右脳よりに戻すことが出来ました。そう考えると建築もハードの家という箱ではなく、人の手が入ったぬくもりのある空間というのは必要だな~と改めて感じることに。
人の住む家はやはり人の手でつくる。
家づくり、人づくりの基本に改めて認識することができました!
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