先日、お伺いした古民家のお宅で写真をパシャリ!
こちらは蔵の壁に使われていた、なまこ壁という仕上げです。
正方形の瓦を貼りつけ、目地をなまこのように半円形に漆喰を盛り上げてつくる壁。なかなか味があるでしょう!
土壁は雨が当たると土が落ちるため、雨が当たる箇所には漆喰塗りや板を貼る仕上げがありました。その中でもこのように平らな瓦を壁に貼りつけ防水と防火の機能性を兼ね備えたこのような仕上げが倉敷近辺で使われていました。
水平方向に目地を通す一文字目地と、この写真のように斜めに目地を通す筋違目地があります。この仕上げの方が水が切れやすいので私は個人的にはこちらの仕上げが好きす。
このように昔の家は仕上げ一つとっても、機能を考えた美しさが備わっています。
最近、家づくりではデザイや個性が重視されますがどうしても年月が経つと飽きが来たり、流行りが過ぎれば古く感じたりしますが、機能からくる美しさ『機能美』は不変で飽きの来ないデザインになります。
これからのお家づくりにも是非、機能美を取り入れて下さいね!
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