古材の小屋組みを生かす ～家族の集うリビング～

[外観]

窓下や玄関周りなど、部分的に使った差し色のタイルでモノトーンの中にやさしさを表現。

[外観]

南からの日当たりは抜群。

真壁風の外観で古風なデザインに仕上げた。

[外観]

寒い地域なので、玄関はアルミサッシで断熱性を重視した。

玄関周りのタイルをアクセントに。

[外観]

西日の差す西側にはあえて窓を設けず焼板でモノトーンの色を強調した。

破風や庇などの木部は色の変化も楽しみのひとつ。

[外観]

むき出しだった古い梁には漆喰を塗りこんだ。

劣化防止とデザインのアクセントにもなっている。

[アクセントタイル]

雨水の跳ね返り防止とアクセントの意味で玄関廻りの一角にタイルをあしらった。

ムラのある色合いで古民家ともよく馴染む。

[玄関]

玄関は洗い出し仕上げで滑りにくい。

窓の障子からやわらかい陽射しが入ってくる。

[ＬＤＫ]

玄関から一歩入るとダイナミックな吹抜が目に入る。

[ＬＤＫ～和室]

ＬＤＫに隣接する和室。

建具を開けるとＬＤＫとひとつの空間になる。

[ＬＤＫ]

和室側からＬＤＫ全体を見渡したところ。

古い柱や梁の味わいが心地いい空間。

[ＬＤＫ]

ロフトからキッチン部分を見下ろす。

対面キッチンの腰壁はあえて新しいディテールを施した。

[吹抜]

吹抜の窓から外の景色が見える。

室内から季節感を感じられる。

[ロフトスペース]

かなりの面積があるロフトスペースは多様な使い方が。

収納にしても良し、子どもの遊び場にしても良し。想像力が膨らむ。

[古い木組]

古民家ならではの木組。

造り込まれていない自然な姿は何ともいえない味わいがある。

[子ども室Ａ]

真ん中に渡る小屋梁はかなり低い位置にある。

一見使いにくそうではあるが、子どもの良い遊び相手になってくれるでしょう。

[子ども室Ｂ]

通り抜けるとロフトスペースに通じる。

建具を閉じて個室としても使える空間。

[子ども室Ｃ]

子ども室はそれぞれテーマカラーの珪藻土を壁の一面に採用。

個性を活かした空間になった。

[和室]

ＬＤＫから続く和室。

もともと続き間だった和室を現代風の使い方が出来るよう仕切った。

[客間]

ほぼ手を加えていない客間。

立派な神棚も元のさやに納まった。

[建具]

壁や畳を新しくして　古い建具そのままに息を吹き返した。