古民家改修　～ゆとりのリビングへ～

［外観］

家の顔である玄関は可能な限り既存部分を残し、新たに早島格子を設えて和の風合いを強調した。

［外観］

既存の立派な庭と調和するよう縁側の外壁は外部用聚楽仕上げに。

［外観］

大開口の窓は断熱サッシに交換し、性能も向上させた。

［建具］

玄関建具はデザインもガラスもそのまま利用し以前の通り復元した。

［玄関］

建具のみ新しくなった玄関部分。以前のとおりにお客様をお迎え出来る。

［リビング］

以前は畳敷きの二間続きの和室。床を無垢フロアに変えて欄間も天井も以前のまま。

シンプルなデザインの欄間が重厚感を与えて全体のバランスを整えている。

［建具］

新旧の建具が並んでお互いを引き立て合っている。

［広縁］

広縁にはワークスペースを新設。

大開口からの日差しがたっぷり注がれている。

［造作デスク］

古い下地窓のテイストに沿うよう天板は花梨の無垢板でデスクを設えた。

［建具］

古い書院に並ぶ建具は杉の舞良戸であえて古風なデザインとした。

［トイレ］

タイル壁だったトイレはヒノキの腰板と内障子で純和風に仕上げた。

［洋室］

以前と壁の位置を変えて広い洋室として使えるようにした。建具は古いものを移設して再利用した。

［洗面脱衣室］

広い脱衣室には収納たっぷりの洗面台を設置。

空気の流れと光を確保するため以前の室内窓はそのまま利用した。