ビルトイン車庫のある和モダン平屋住宅

［外観］

アプローチから見る玄関ポーチは和とモダンが調和する

 黒い板塀で囲われた内側は　愛犬が安全に遊べるドッグガーデン。

外構の板塀も　建物と同じイメージで作製し、

庭も家の一部として　統一感のある仕上がりをご提案します。

［2Ｆ廊下からの眺め］

勾配天井（のぼり梁）で木組みをシンプルに設計したリビング

外に通ずるデッキスペースは木製格子で囲み、

防犯を考慮した夜間の通風、愛犬の遊び場、物干し場として活躍。

リビングが暗くならない様、デッキスペースの屋根は瓦ではなく　ガラスで仕上げています。

［外観］

打放し基礎と焼き板の外観に重なり合うガルバリウム素材の屋根は和モダンの外観を演出

 奥行と高さを生かした立面で印象的な外観に。

和風の趣を感じさせ、家の耐久性も高めるため、軒を深く張り出させています。

［木製窓］

この家の顔となっている木製の出窓

焼板と漆喰、単調になりがちな外観に　木と手仕事の温かみを加えました

まさに職人の手仕事が活かされた場所

［外観］

焼き板、木製窓とコンクリート打放しで、

伝統素材と異種素材の調和を図る。

バイク好きのお施主様。

ビルトインガレージの上部は

スキップフロアとして空間を構成しています。

［寝室］

ビルトイン車庫の上に設けた中二階の寝室

登り梁の勾配天井で素材を感じつつ、お好みのカラーを

アクセントとした寝室

クロスを貼り分ける時は　「部分」ではなく　「面」で。

【アイキャッチ】となる目線の正面、空間の正面になる場所へ

施工するのが成功のポイントです。

小面積なら　柄のクロスもお勧めです。

［ガレージ］

ビルトインガレージにとめる趣味のバイク

室内へのアプローチも可能とし

収納庫も構え、バイクいじりはお施主様の楽しみの一つにもなっている

無機質なコンクリートと焼板のスタイリッシュなコントラストにも

木で優しく中和する

 【込み栓】と呼ばれる　職人さんの手仕事が見えます。

どこかお分かりになりますか？？

［外観］

屋根の重なりを意識した外観

妻壁は吹付仕上げでツートーンに

立面図ではまず見えませんが、実際は建物は見上げるようになるので

【軒裏】が美しいかどうかが　外観の出来を左右します。

無垢の杉板が　外観に温かみを与え、美しさを際立たせています。

［リビング階段］

リビングに構えるオープンな階段

上がると中二階に通ずる

勾配天井の構造を生かした空間構成。

圧迫感もなく、でも広すぎない絶妙な高さのバランスは

設計段階でかなり頭を悩ませましたが　納得の空間になりました。

［ニッチ］

無垢材のパネルを貼ったニッチはリビングの一角に設けている

 なにげなく設けた上部の窓は　背面へ設置したトイレの明り取り。

ランマの窓だけが空間に主張しすぎない様　ニッチの一部として構成しました。

［木製格子］

屋根の軒裏と木製建具のマッチング

既製品は　出来た時が一番美しいですが

無時間の経過と共に味わい深く、その時々の美しさを醸し出すのが

無垢の木の良い所。

古びる　のではなく　【古美る】木の家です。

［玄関にかかる屋根］

勾配天井の空間を　すっきりした印象に仕上げる　【登り梁】仕上げ。

登り梁の鼻先（軒下の一番先）をカットすることで

軽く、上品な印象になるよう　ひと手間を加えています。

少しの事ですが　これで全体のバランスが上品な外観に仕上がります。

［玄関］

空間にリズムを取込む吹寄の建具は

玄関から和室、リビングを仕切る

開けると和室と玄関のつながりを演出、

壁ではなく建具だからできる空間づくりを可能とした

見た目と実用を兼ねた　理由のある施工です。

［玄関下駄箱］

造作の下駄箱は大工さんの手仕事

下駄箱の下は間接照明で広がりを演出

飾りスペースを兼ね、季節を感じさせる空間に

 外へ新聞をとりに出なくて済むよう

ポストくち　も設けています。

［LDK］

奥の建具を開けると一続きとなるLDK

カエデの床と勾配天井のリビングは明るく広がりのある空間となる

掃出し窓のロールスクリーンの上部は　

カーテンボックス兼　間接照明

間接照明を設置すると　昼と夜、全く異なる表情が味わえます

［LDK］

南からの自然光をふんだんに取り入れるLDK

ウッドデッキの外はしっかり格子で囲い、プライバシーを確保しつつ

時間を忘れてくつろげる空間を演出

デッキは　愛犬の遊び場、洗濯物干し場と　フレキシブルに活用できます

［サンルーム］

視線も遮りつつ、昼間の防犯を兼ねた木製格子は物干しスペースへ採用

光と風をふんだんに取り入れ、愛犬の遊び場に最適なスペースにもなっている

 奥へ続くリビングが暗くならない様、屋根はガラスをのせています

中のような　外のような、そんなあいまいな空間が

生活に潤いと　実用性を高めてくれています

［寝室から見た木製窓］

北側へ設けた木製の出窓

内観もやさしく、柔らかく明るい光を差し込んでくれる

木製窓は木の床や天井ともよく馴染む

 空間構成上、窓上の天井までの高さは　1.6ｍととても低め

ですが　寝室ならではの落ち着きを与えてくれる空間として

ベストな高さになっています