築125年の古民家スケルトン改修
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[外観]
基礎から補強してよみがえった古民家。隅柱の変木は棟梁自ら選定したもの。
[外観]
勝手口へと続くアプローチは格子で目隠しを。通りに面していても視線を気にせず出入り出来る。
[格子]
黒い焼板に桧の格子が際立つ。視線を遮りつつ風と光を程よく取り込む格子は日本の風土にも合っている。
[塗りまわし破風]
板ではなく破風を漆喰で塗りまわした。左官職人の腕が光る。
[勝手口]
長いアプローチをつけた勝手口は雨に濡れず外出できるありがたい空間。
[納戸]
むかし納屋だった空間は座上げをし納戸にも個室にも使える多目的な空間に。
[洋室]
和室だった空間を洋室に変更。天井はそのままに古い照明器具を再利用するなど昔の名残を感じられる。
[階段]
階段の手摺も大工が丁寧にカンナとヤスリで研ぎだした。経年の変化でツヤが出てくるはず。
[洋室]
既存の建具を極力そのままに。新しい柱とのコントラストを重視した。
[建具]
古い建具の組子は当時の職人の技術の宝庫。出来る限り再利用して残したい。
[キッチン]
低い天井高に合わせて吊戸棚を造作した。キッチンの赤色が木の色のアクセントになっている。
[古ガラス]
古い建具に使われていた古ガラスを元に新しく建具をデザインした。
[廊下]
玄関に繋がる廊下には既存の障子を目隠しに利用した。
[階段ホール]
古い丸太梁は覆い隠さずあえて見せた。手間はかかるが味のある空間にマッチしている。
[木組み]
複雑な木組みも一部を補強して表した。傾斜天井で天井高を確保しつつ広がりも感じられる。
[手摺格子]
階段の手摺格子により光を取り込みつつ圧迫感も軽減できる。
[洋室]
壁は自然素材の珪藻土。昔の柱はまっすぐな角材ではないので塗壁の方が施工もしやすい。
築125年に古民家を次世代に引き継ぐために本格的に改修を計画されていました。
4棟あった建物のうち2棟を解体し母屋と納屋のみ改修しました。
増改築を繰り返した以前の建物は至るところに段差があり生活に支障をきたしていました。
ですので、今回の改修では段差の解消・傷んだ柱や大引きなど構造材の取替えや断熱性能の向上を施しました。
以前は隠れていた古民家ならではの大引き天井や2階の丸太梁を表し、既存建具や古ガラスの再利用で昔の風情を感じるデザインを意識して進めていきました。
また内装の仕上げも自然素材を取り入れました。
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