倉敷市 K 様
やっぱりセンスだと思いますね。
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「いろんな会社に行った後でなんばさんの家をみると”やっぱり何か違う”んですよね。決めるのは最後まで随分、悩みましたが他の会社だったら…。」
倉敷市児島にお住まいの黒明様。「工務店で味わいのある家を建てたい」と思いながらも「工務店と出会うきっかけがないまま」約2年間が経過。クルマで走った時に「あの家、いいな」と思う家をリストアップしたところ2社の工務店に行き着いた。見学会や資料、プランを比べてもどちらもよく迷いに迷った末になんば建築工房を選び、結果的に「悔いがないどころか、なんばさんにしなかったら絶対にこうはなっていなかった」という程、満足されている。「最終的に決めたのはなぜなのか」「何が他の工務店と違うと感じるのか」詳しく伺った。
もくじ
- 「工務店で建てたい」と思ってはいたけど出会うきっかけがなかった。
- 「いい家建てるのはわかったけどとても予算的にあわないだろうな」
- 「なんか違うんだよなあなんばの家は」
- バランスがとれている工務店
- 手間で技術のいることを楽しみながらできる職人さん。
- 工務店で建てるメリットや不安
1.「工務店で建てたい」と思ってはいたけど出会うきっかけがなかった。
■いつ頃から家を建てたいとお考えになったのですか?
奥様:2003年くらいからですね。「いずれは建てたい」と思っていましたけど漠然としていました。
■その当時のお住まいで不満な点はあったのですか?
ご主人様:賃貸のコーポで住み心地は悪くなかったんですけどいつまでも家賃を払うのもどうかなと思っていましたし子供がドンドン走ったら下の階の方に迷惑になりますからね。
■工務店で建てようと前からお考えになっていたのですか?
ご主人様:そうなんです。ぼんやり「いつかは工務店で建てたい」と考えていましたけど工務店との接点が全くないんですよ。だからお決まりの通り住宅展示場廻るだけですよね。
■具体的に大手ハウスメーカーとは話されたのですか?
ご主人様:プランまで話したのは1社だけです。もちろん、大手ハウスメーカーの家はきれいでいいんですよ。でも何か、物足りないなあと。それとやっぱり匂い、展示場や見学会に行くと新建材の匂いがするんですね。夫婦二人とも同じように感じたので対象からは外れました。
■「大工さんが建てた家がいいなあ」と思っておられたとの事ですがどうしてですか?
ご主人様:実家が鉄工所を経営していて昔から職人と触れ合う機会があったんです。「職人の仕事はこうあるべき」みたいなことを小さい頃から聞いていましたから自然と「職人さんが作った家」に愛着を持つようになったんでしょうね。
2.「いい家建てるのはわかったけどとても予算的にあわないだろうな」
■それからどうやって工務店を探されたのですか?
ご主人様:クルマで街を走って「あっ!あの家、いいな」というのをリストアップしていったんですよ。そうするといいなと思った家は結局、工務店2社が建てている家ばかりだったんです。それがなんばさんとあともう1社というわけです。
■なんば建築工房はご存知でしたか?
ご主人様:もちろん、児島の出身ですから「いい家を建てる会社」という事で知っていましたよ。母がなんばさんのファンで「あそこもなんば、ここもなんば、いいでしょ!」とさんざん聞かされていました(笑) でも本当に立派でいい家ばっかりなんで「いいけど僕らにはムリだろう」と逆に敬遠していたんですよね。例えば社長が建てるみたいな感じですね。でも建てている家をみると意外と若い人の家もやっているんだなということがだんだんわかってきました。
数奇屋や寺社などの実績も多いのでそのイメージが強いのです。
■それで実際になんば建築工房に行かれたのは?
ご主人様:たまたま完成見学会のチラシが入っていて「これなら気軽に見に行ける」と思って参加したのが最初です。
3.「なんか違うんだよなあなんばの家は」
■完成見学会に参加された印象はいかがでしたか?
奥様:一目ぼれです(笑)ちょっとした棚でもセンスがいいなあと思ったんです。
ご主人様:一番はセンス。その次にいろんな木をうまく使っているということですね。「うちは檜を使っています」というのはよくあると思いますが例えば「ケ ヤキを床に、ここはタモ、ここは栗」とか面白いですよね。見学会に参加する度に「次はこの木を使うんだなあ」という発見がありました。
■そうするともうなんば建築工房に決まりという感じですか?
ご主人様:それがね。実はもう1社の方はかなりペースが早くてプランも進んでいたんですよ。金額も明確になっていたしそんな中、見学会にいくと「もう1社の方もなかなかいいよね」と思っちゃうんですよね。 でもなんば建築さんの見学会に行くと「やっぱりなんばさんは違うなあ。この感じはほかの会社には絶対ないなあ」となるんですよ。
■最終的になんば建築工房に決めようと思ったのはなぜですか?
奥様:やっぱりセンスだと思いますね。
ご主人様:それとなんばさんだったら安心して任せられるだろうな。ということなんです。何も言わなくてもきちんと丁寧にしかもセンスよくしてくれるだろうという事です。も し他の会社だったら施主が勉強してその都度、現場に行って要望を出さないとできないような感じを覚えました。それに他の会社の見学会に参加した時に「これ はないだろう」というところが必ず、あるんですね。なんばさんならそれは心配ないだろうというのが一番の要因かも知れません。
■予算的にはいかがだったのでしょうか?
ご主人様:検討したほかの会社と比較するとなんばさんの方が高いんですよね。でも以前からなんばさんに持っていたイメージからすると「これなら自分たちでも手が届く」という予算だったら決めることができましたね。
4.バランスがとれている工務店
■蔵のプランは黒明様の要望なのですか?
ご主人様:これはなんば さんからの提案なんです。「蔵があって石積みがあるプラン」、実は最初は家をして余裕ができてから蔵をしようかと思ったんです。でも難波社長から「蔵がみ えて石積みがある雰囲気がいい」と強い!?おすすめがあって蔵も進めました。 でも今、思うと蔵があって本当によかったと思いますね。この家を訪れる方も「この蔵がないと引き立ちませんねえ」といわれるんです。機能的にも外に置きた いものって結構、あるもんですからよかったなあと思っています。
■木の家でしかもデザインとしても個性的ですね。
ご主人様:そう考えるとなんばさんはバランスがいいですよね。職人の技術も設計も。
なんば建築工房 正田: 感性の部分と職人の技術そしてお施主様の要望をうまくバランスを取ることが大事だと思うんですね。工務店さんというと「腕はぴか一だけどセンスがない」と か「設計に特化していてデザインはいいけど…」「販売はうまいけど職人さんは指示通り作るだけ」というどこかが欠けているケースがあると思うんです。「職 人」「提案力」「設計・デザイン」「お施主さんの要望」「技術、性能」すべてのバランスが大事だと思うんです。それで作り手とお客さんが対等にできるよう な関係を目指したいと思っているんです。
5.手間で技術のいることを楽しみながらできる職人さん
■建築途中に印象に残っていることはありましたか?
ご主人様:「毎週末が待ち遠しい」と いう感じだったんですね。最初は「この大工さん大丈夫なんだろうか」と思ってチェックする目的で来ていたんですね。それがなんばさんの人柄ややり方がわ かってくると「やっぱりさすがだな」という連続でしまいにみるのが楽しみになってきたんですよね。「こんなことができるんだ。へぇ~」という感じですね。
■例えばどんなことですか?
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奥様:職人さんのこだわりがすごいんですよ。石と建具が接する部分を石の線にあわせてでこぼこに木を削ってあるんですよね。なかには完全にみえないところまでされているんです。それは驚きでしたね。
ご 主人様:トイレの天井が斜めになるんですが通常ならカクカクって段になるんですけど僕は内心「Rにしたら面白いなあ。でもそんなことを言ったら棟梁嫌がる だろうな」と思っていたんです。それでね、相談してみたんですよね。「何かいい提案あります?」ってそしたら棟梁の方から”Rにしましょうよ”といわれたんですよ。普通、まず言わないと思うんですよ。手間だし技術も必要ですしね。このあたりですね。うん。よかったです。 |
■こうすればよかったなという事はありますか?
ご 主人様:設備の仕様をこの型にすればよかったというのはありますけど他にはないですね。かなり自分たちでも考えたつもりだし、正田さんからもいっぱい提案してもらいましたから後悔はないですね。よく友人からは「これが失敗した」というのを聞くんですが本当にないです。正田さんは苦労したかも知れませんけどね (笑)
6.工務店で建てるメリットや不安
■入居されてみていかがですか?
ご主人様:このひと冬、過ごしましたけど”底冷え”しないんですよね。1階はエアコン1台で大丈夫でしたしいらないと感じることも多かったですね。大体、この家に来られた方が”この家はぬくいなあ”と言われますね。
■工務店で建てるメリットは何でしょうか?
(1)オリジナリティのある家ができる…個性のある家を施主と工務店が一緒になって作れる。
(2)建てた後、安心できる…近くにあるので困ったらいつでも気軽に依頼できる。経営者の顔がみえるし担当者がほとんど変わらない。
(3)リーズナブルな価格…「同じ事をハウスメーカーでやろうと思うと結果的に予算が高くつく」というケースは多い。工務店は販売管理費が少なくて済むので同じ予算でも大手ハウスメーカーとは明らかに異なる。
■でも工務店は経営基盤が弱いので不安ということはありませんでしたか。
ご主人様:もちろん検討する上では考えました。だから私たちのできる範囲で見極めをさせて頂き「これなら大丈夫」と判断しました。でもやっぱり最後はその会社がこれまでどんな仕事をしているかということと経営者の考え方だと思います。そういう意味では私たちも早い段階でなんばさんの社長と会って話をしていましたからよくわかりました。これまでの施工実績をみても難波社長の考え方が反映されていていい家を作ってこられているのでしょうからその存在は大きいと思いますよ。
※難波社長はこんな人(動画で話しています。)
■なんばさんに依頼していなかったらこのようにはなっていなかった?
ご主人様:それは断言できますね。これは依頼する前にも感じていたんですが、単なる木の家ということではなく、木の使い方・見せ方がうまいんですよね。しかもそこに技術やデザインセンスが加わっていますしね。それとこのようないい家ができるというのはいろんな人(難波社長や正田さん、棟梁さん、ほかの社員や業者さん)の知恵や想いが集まっているからだと思いますよ。
奥様:”なんかこの家居心地いいなぁ”と思うのはそのせいかも知れませんよね。引越ししたその日から子供たちも馴染んでますからね。昔から住んでいる様にね。
なんば建築工房 正田:やっぱり人の手が入っているのが違うと思うんですよね。木もすぐ使うのではなくいったん、工場に入れて加工してから出しているんです。そこが最終的に変わって来るんだと思います。例えば、玄関のかまちに何を使うのかという事も社長や職人さんと一緒に相談しながら決めるんですよ。加工 できる職人さんがいて加工できる技術があって組み合わせをする事ができるというのが他の会社とは違うのかも知れませんね。
■なんば建築工房を一言で言うと?
奥様:”なんば建築さんの家の雰囲気が好きだったらあとは任せて安心ですよ”ということです。第一印象を信じて本当に良かったです。
事例:石積みの和モダン住宅
K様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
※ 取材制作:WISHパートナーズ 赤木浩二