倉敷市 S 様

「平屋」「バリアフリー」「風通しがよく明るい居間」。私たち自身にとって住みやすい家

種類別|すべて

 

 

 

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kurashiki_s01_img02.jpg家づくりを考え始めてから約7~8年、いろんな家を研究された砂田様。ご両親が建てられた家と築35年が経つ家、どちらも所々傷んできておりお子さんが独立され生活スタイルと家が合わなくなってきました。リフォームにするか、新築にするか、そのメリット、デメリットを実例を見ながら比較検討され、休みの度に県内のあらゆる見学会やイベント、総合展示場に足を運んだものの今ひとつ決め手にかけていたとの事です。そんな中、なんば建築工房と出会い、建築を依頼されることになりました。なんば建築工房に決めた動機や家づくりのポイントなどお聞かせ頂きました。(聞き手 WISHパートナーズ 赤木浩二)    

 

もくじ

 

  1. 「リフォームVS新築」
  2. 「そんなに遠くまで行かなくても近くにありますよ」
  3. 「あっちもこっちも…」
  4. 「新しいものと古いものを折衷したのぉ」    と言われます。

 

1.「リフォームVS新築」

 

■いつごろから家を建てようとお考えだったのですか。

 

ご主人様:今から7~8年前(2003年~2004年頃)ぐらいからそれまで親と私たちが建てた家が同じ敷地内に2軒あったんです。親が建てた家も古くなっているし私たちが住んでいた家も築35年以上になりますから水周りが傷んでいたので最初は改築を考えていました。

 

■最初はリフォームで考えていたわけですね。

 

ご主人様:親が建てた家をつぶしてしまうというのも抵抗があったのでできれば残したいと思っていたのです。だからまずはいろんな事例をみてみたいと思って2年ぐらいはリフォームの現場をみせてもらったり、見学会に行ったり、それこそクルマを走らせて気になる家があったら止めて見学しました。

 

しかし研究しているうちにわかったことは「増改築も意外と費用がかかるという事と住みながら改築するのは生活に制約がかかる」という事です。しかしリフォームでうまく行っている例もあるにはある…。 新築かリフォームか決めきれないまま数年の月日が流れました。
 

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2.「そんなに遠くまで行かなくても近くにありますよ」

 

■その間、住宅会社の研究はどのようにされたのですか。

 

ご主人様:住宅展示場に行っていろんなメーカーさんを見ました。するとそれぞれ特徴があって魅力的に見えるのです。でも私たちは「間取りはこうしたい。なるべく無垢材を使いたい。…」など画一的ではなくこだわりがあるわけですね。しかしメーカーさんに相談すると「オプションになります。」「費用が高くなります。」「近い将来、新商品がでますから。」という感じでピッタリと来ないわけです。"やはりある程度、我慢しないといけないのかな"と考え始めていました。

 

■なんば建築工房はどのようなきっかけで知ったのですか。

 

奥様:いろんな家をあちらこちらみて廻っている事を古くからの知人に話したら"そんなに遠くまでいかなくても近くにいい工務店があるよ"と教えてくれたんです。それが自宅から10分のところにあるなんばさんだったんです。

 

ご主人様:その知人の方は司法書士事務所や測量の仕事をしておられたので仕事柄、いろんな建築会社をご覧になっているのです。その上で言って下さっているので"なるほど"と思いました。

 

■どんな家を建てたいとお考えだったのでしょうか。

 

ご主人様:まず、「平屋」「バリアフリー」そして「明るい居間」「風通しがよい」という事です。私たちは子供も独立して親と私たち夫婦だけですからできるだけ段差のない、生活しやすいこと。そして以前の住まいは廊下があったのですがそれが一番、日あたりのいいところだったのです。だから廊下をなくして明るい居間にしました。自分達が365日過ごすところを快適にということを一番に考えました。お客さんをお迎えする部屋はその次ですね(笑)
 

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3.「あっちもこっちも…」

 
■最終的にどうしてなんば建築工房にお決めになったのですか。

 

ご主人様:私たちが基準とした「和風」で「平屋」のお家をたくさん、実績として建てられているからです。「あっちもこっちもなんばさん。」というのをみると評価が高いという事がわかりますよね。 その点が大きいのではないかと思います。

 

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■建築途中で"なんばはさすがだな"とお感じになったことはありますか。

 

ご主人様:私も親の家を建てる時に関わっていたり、長い間、いろんな家をみて廻りましたから今日はどんな作業をやっているのかぐらいはわかりました。

 

だから職人さんと会話することが楽しかったです。そんな中で"雨の日は細かい仕事はしないんです。晴れの時は…」や左官さんも気候や時期を見ながら「染みたらいかんしな」と言いながら塗ってくれますしね。普段の何気ない会話の中でも一生懸命さや家への配慮というのを随所に感じるわけです。そういうことを聞くと施主としてはやっぱり安心しますよね。

 

■他に印象に残っていることはありますか。

 

ご主人様:営業の正田さんが話しやすかったことです。家を建てる途中では不安なことや要望したいこともたくさんあります。お金の事など大事なこともお互いで確認する機会をタイミングよく作ってくれましたから助かりました。"できましたから、はい、この金額で。"と言われたんじゃ困りますからね。それ以外にもちょっと気になったらすぐに確認するという繰り返しでした。事務所も近いですから行きやすいですしね。

 

あと、当初は親と私たち2世帯の荷物があるので別に物置を作るはずだったんですが、なんばさんが"作るのはよいですが生活する時になると履物を履き替えて使うというのは不便ですよ"と言ってくれたのです。確かに私も合点がいって物置ではなく2階にしたのですが、今、思うとよかったと思いますね。そのように提案と実行をササッとして下さったのでありがたかったです。
 

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4.「新しいものと古いものを折衷したのぉ」と言われます。

 

■ 入居されて良かったとお感じになるのはどんなところですか。

 

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奥様:ひとつは畳を敷いた玄関ですね。広く取りたいというのはあったのですがなんばさんから他のお家で畳玄関にされた時の写真をみせて頂いていいなと感じたのです。これならお客様が来られてもちょっと座って話すこともできますし気に入っています。

 

また台所は今までは使った事がないアイランドキッチンと職人さん手づくりの食器棚です。二人ですから朝食なんかはカウンターで済ますことがあります。新しい習慣ですが意外と新鮮ですね。

 

kurashiki_s01_img06.jpgご主人様:以前の家にあった松の木を新しい家に梁として使ってもらったことです。これは55年前に親の家を新築した時に母の実家の山で採れた赤松を使ったのですがその赤松なんです。母の想い出のある木だからできればどこかに使って欲しいなあと思っていましたが一番いいところをとって使って頂きました。

 

この家をみた知人からは"新しいものと古いものを折衷したのぉ"と言われました。今回、元の家の解体から新築、外構まで全てをお願いしたのですが庭にあった樹木などはほとんど活かすことはできましたし、コマイの土壁や格子の小屋組みなどの伝統工法も使いながら便利や快適性には新しい技術が入っていると思います。

 

朝、日の出があがった時に家を眺めることがあります。「いいもんだな」としみじみ感じます。これから私たちももっと自分たちを成長させたいと思いますね。

 

 

 

 

 

■ S様、本日はご多忙のところありがとうございました。

 

※ 取材制作:WISHパートナーズ 赤木浩二