代表あいさつ
職人の手仕事を活かした家づくりを通し、
人を育て、技術を継承し、価値ある仕事をする
はじめまして。株式会社なんば建築工房 代表の正田順也です。
弊社は明治20年創業の5代続く岡山県倉敷市の工務店です。
代々受け継がれる職人の技と棟梁のこころを継承するために、社員が日々力を合わせ家づくりをしております。
なんば建築工房の礎となったのは3代目 難波重喜棟梁。
『木と語り、木を愛し、木のこころを心として道具を大事に、それを磨くことにより吾を磨く』
家づくりで忘れかけた棟梁のこころ。『人』としての生涯が、今日の当社の家づくりの原点です。
そして、平成元年に4代目難波恭一郎(現会長)が会社化して以来、
職人が腰を据えて仕事に励む事のできる職人会社にしたい、という想いのもと、地道に活動してきました。
(左) 3代目棟梁 難波 重喜
(中央) 3代目 難波 重喜と4代目 難波 恭一郎
(右) 地域のだんじりを製作した3代目
昔の家づくりは棟梁が責任をもってお施主様と話し、お施主様の為に一邸一邸気持ちを込めて作ることが普通でした。
しかし現代は、家を商品として扱い、「家を建てる」ではなく「家を買う」という感覚の時代になってきました。
お施主様の希望のデザイン・性能・価格など、満足できる『商品』かどうか。そこには本来の目的である「住む人が豊かに、幸せに暮らす」という視点を忘れかけているように感じます。
「合理的に建てれば合理的な人生に。価格で選べば打算的な人生に。」
家づくりはその住む人の人生を創っていきます。
「人の手のぬくもりで建てれば温かい人生に。やはり、人の住む家は人の手で建てる。」
私はこの選択肢を自信もって勧めております。
私を含め弊社の社員は、知識・技術の前に3代目棟梁が教えてくれた、人として基本的な挨拶・礼儀や仕事に対する姿勢を大切にしております。人としての基本ができた上で、建築の知識を蓄え、技術を磨くことで志のある良い家づくりができると信じております。
昨今、合理的に考えると、設計・監督・コーディネーターの技術スタッフを揃え、大工、左官職人を揃え、多くの材木を倉庫に揃え、工房を持ち、若手の職人の育成をしながらの運営は効率が悪いのかもしれませんが、手仕事による技術の継承を守るため、若手職人の育成にも力を注いでいきます。
技術ある職人とそれを活かす技術スタッフ、そして現代にあうデザイン。
私たちの守ってきた軸は変えず、現代の家づくりに合わせたデザインや性能も取り入れながらの一味違う家づくりを感じて頂ければと思います。
私は先代の想いを引継ぎ、平成25年に5代目主人としてこの職人会社を守り発展させていく事を任されました。
なんば建築工房の『棟梁のこころ』を軸に、もっともっと手仕事の素晴らしさを知って頂き、もっともっと木の良さを知っていただき、もっともっと豊かな家と人生を提供していきます。
職人会社ゆえの家づくりの流れ・工期・こだわりなど、少しわがままな面もありますが信頼関係をもとに時間をかけてつくる家。
必ず満足していただけると思います。
~日本一地域に必要とされる会社へ~
木の家総合プロデュース工務店 株式会社なんば建築工房
5代目 正田 順也
社長インタビュー動画はこちら (YouTubeにリンクします)
HP作成にあたって
今から家づくりをお考えの方にとって「どのような建築会社をパートナーにするか」という事は一番大切なことす。
自分の価値観や考え方と合わない相手を選ぶとその家で暮らす、長い時間を"もっと考えればよかった"と後悔して過ごさなければなりません。よいパートナー選びの一番のポイントは「価値観や考え方がどれくらい共感できるか」だと思っています。
もちろん、一生の中でも大きい買い物ですから商品としての「家の性能や価格」が前提であることは間違いありません。
しかし、家は「買うものではなく建てるもの」なのです。長い月日をかけて様々な人の想いが加わり、やっと完成するものです。
お施主様と建てる側が一緒になって「0」から作り上げていくものです。
私たちは日本の気候風土に合った機械に頼らない省エネの家、代々住み継がれる丈夫な家を、創業136年の実績と自社大工職人の確かな技術で丁寧に施工します。
私たちはこのホームページを「あなたの価値観や考え方とどれくらい共感できるか」判断頂くために作りました。是非、いろんなページをご覧頂き、厳しい目で真剣にみて頂きたいと思います。